Mr.Boo!ギャンブル大将
マイケル・ホイ監督

 ブンは刑務所での労働中にもギャンブルに精を出していた。
一方青年ギッはカジノですってしまったが、ディラーがチップを隠しているのを見つけ、それを脅して取り上げようとしたが支配人に見つかってしまい、刑務所へ。
ギッはブンと相部屋になり、2人共ギャンブル好きということで意気投合する。
ブンが出所すると、数ヶ月前に出所したギッが待っていてくれた。
2人は組んで様々なギャンブルに挑戦するが・・・。

 シリーズ第1作だが、日本では3番目に公開された。
流石に第1作だけあってまだコツを掴みきれていなかったようで、少々まったりとしたテンポだが、いつものノリは健在。
またマイケル・ホイ演じるブンがギャンブルで強いところがマジでかっこよかったりもする。
印象的だったのは3年もムショに入っていたブンに対して奥さんと妹が普通に優しく接してくれるところで、当時の香港ではムショに入るのは出張くらいの感覚だったのか(笑)?とか思った。
またこの妹が可愛くていい子なんだこれが(笑)
他にもブンの彼女がこれまたいい女で性格もよく、当時の香港はこんないい女ばっかりだったのか(笑)と思ったり。
 テーマのギャンブルは非常に様々なものが出てくるが、ストーリー的な一番の山場はドッグレースで、その大本命に大金を賭けつつ他の犬にも賭けてオッズを上げ、胴元が調整できないように電話線を切るとか、プロットもなかなかのもの。
ラストのマフィアから逃げ出すための機転もいい感じ。
 化夢宇留仁的にはやっぱり好きな麻雀が興味深かったが、あのでっかい牌はいいとして、全員の捨て牌がごっちゃになっているのには違和感がある。
おそらくフリテンという概念が無いのだろう。
 ところで日本語吹き替えで観たのだが、吹き替え音声があるのは当時のテレビ放送部分のみで、カットされた部分は字幕になる。
吹き替えもフルハウスなのにフラッシュと言ってみたりとかなりいい加減だが、はっきりわかったのはカットされた部分がテンポが悪くてストーリー的にも不要でつまらないということ。
どう考えてもカットされたTV版の方が面白いという不思議なことになっていたのだった(笑)

20260131(mixi日記より)
20260220


ウルトラマン 第15話 恐怖の宇宙線

 
実相寺昭雄監督
 子どもたちが描いた怪獣の絵が教室に貼り出されている(中にはなぜかベートーベンを描いた子もいたが)。
その中に怪獣というよりもオタマジャクシの方が近いような絵があり、みんなに笑われる。
その絵を描いたムシバ少年は、自分の描いた怪獣ガヴァドンが笑われたのは小さく描いたからかもしれないと思い、資材置き場の土管に大きく描いてみる。
 科特隊では東大宇宙線研究所から、地球に降り注ぐ宇宙線に奇妙な変化があったという連絡が入った。
翌朝ムシバ少年が描いた絵は巨大な実物の怪獣となっていた・・・。

 

 
 相変わらず画も脚本も尖っている実相寺担当エピソード。
とりあえず現れて寝ているだけでなにもしていない怪獣に躊躇無く攻撃する科特隊はいつものことだが(笑)、今回はそのへんの事情がむしろメイン。
怪獣は夜になると消えてしまうということもあり、なにもせずに様子を見てみるということにもなるのだが、やはり都市の真ん中に巨大な怪獣がいるだけで日本経済には致命的なダメージがあり、排除するしか道は無いのだ。
結局ウルトラマンが対決することになるのだが、子どもたちはウルトラマンを応援するどころか帰れコールの嵐(笑)
最後のウルトラマンのおためごかしにも「雨が降ったらどうする」というツッコミで一蹴し、このエピソードは一見メルヘンチックに見えるが、実は全編夢は現実の前では無力ということが語られているように感じた。
もちろんガヴァドンは星になったのではなく、人知れずウルトラマンに始末されていると思う(笑)
ところで当時ガバドンではなくガヴァドン表記というのは珍しいのではなかろうか。
あと子どもたちの中の紅一点の女の子が可愛い(笑)
 書き忘れていたが、61式戦車(サスも動く非常に精密な模型)とシャーマンの混成部隊がガヴァドンに砲撃しているのも見どころである。

 

 

20260131(mixi日記より)
20260222


東京ゾンビ
佐藤佐吉監督

 東京にはあらゆるゴミが集められて巨大な山がそびえ、「黒富士」と呼ばれていた。
郊外の消火器工場に務めるミツオとフジオは、2人で柔術の練習をして過ごしていたが、そこに本社から社員がやって来る。
彼はミツオを簀巻きにして殴り始めたので、、フジオは消火器で撲殺する。
死体の処理に困った2人は黒富士に捨てに行くが、突然そこにこれまで埋められていた死体たちが地中から起き出し・・・。

 ホラー不条理コメディー?
とりあえず壮絶につまらない(汗)
マンガが原作で化夢宇留仁は未読なのだが、映画化されるということは原作の方はそれなりには面白いのだろう。
つまりこの映画がつまらないのは監督のせいということになる。
映像ならではの面白さを工夫している気配が全然無いし、キャラクターには魅力が欠片もないし、音楽とかの使い方も化夢宇留仁の大嫌いなパターンを多用(アクションシーンで悲しげなソロを流したり)。
もちろんクスリとも笑えるところも皆無である。
唯一よかったのはヒロインであるヨウコ役の奥田恵梨華が素晴らしく色っぽいところで、ほんとにそれ以外は観るべきところが全く無かった(汗)

20260201(mixi日記より)
20260223


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